美の系譜は生まれた
美の系譜は生まれた
NEWSお知らせ
ABOUT私たちについて
- 美しい伝統を守りながら、時代に合わせた新しい発展を目指していきます
- 石川県九谷陶磁器商工業協同組合連合会は、九谷焼産地6組合の連合組織として1961年に設立。
九谷焼産地の中心である能美市に事務所を構え、組合間の情報共有、情報発信、産業振興策の企画や運営などを実施しています。また、作家関係4団体の活動を側面から支援しております。伝統を守るだけでなく、時代に合わせて九谷焼を更に発展させていくべく努めております。
鏑木 基由Motoyoshi Kaburaki
石川県九谷陶磁器商工業協同組合連合会
理事長
SERVICE事業内容
-
需要開拓
見本市、展示会等の開催
協力支援斡旋事業の拡充 -
教育事業
各種講演会、講習会の開催、情報提供
地元児童生徒への伝統工芸に対する教育
伝産法に基づく伝統工芸品の普及、促進 -
商標登録意匠登録
商標登録に関する全ての業務、告知
意匠登録に関する業務
陶磁器安全マーク事業
伝産法に基づく指定と表示事業 -
顕彰資格者認定
国・県等 関係機関の行う表彰に関し、
被表彰者の推薦
伝統工芸士の認定 -
各種関係機関
石川県他行政機関との連携協力
陶磁器業界全国組織との連携協力
一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会との連携協力
九谷焼技術保存会業務
石川県陶芸協会業務
九谷焼伝統工芸士会業務
公益財団法人 九谷焼振興協会業務
KUTANIYAKI九谷焼について
山深き、大聖寺川上流の旧九谷村。訪れる人も疎らな奥山に「古九谷窯址」の碑が静かに佇んでいます。1655年(明歴元年)頃、大聖寺藩はこの地の陶石をもとに開窯。創出された磁器は、後に「古九谷」と呼ばれ、日本色絵磁器の礎となりました。青(緑)、黄、赤、紺青ー。濃厚な色彩が自由闊達に躍る上絵は、九谷焼の”美の源流”です。しかし、わずか半世紀で謎に包まれ廃業。その約100年後、加賀藩の奨励により、九谷焼は再び覚醒します。春日山窯、若杉窯が開窯、「再興九谷」の気運に乗じた吉田屋窯らが次々に色絵磁器を生産するなど、さまざまな感性が競い合い融合し、今日に受け継がれる百花繚乱の上絵技術が誕生しました。「古九谷」に端を成す芸術性と「再興九谷」で備わった用の美を具有する九谷焼は、時空を超えて、今もさらなる飛翔を続けます。
At the upper reaches of the Daisyoji River,deep in the mountains,there was once a village called Kutani.A stone mounment bearing the inscription "Ko-Kutani kiln ruins" stands quietly in a clearing. It marks the spot where the Daishoji Clan established a kiln in about 1655,to make use of the local porcelain stone. The porcelain ware that was created there was created there was later called"Ko-Kutani,"and became the foundation for Japanese colored porcelain ware. Rich overglaze colors applied with fluid brushworkーgreen,yellow,red,purple and blueーgive Kutani porcelain its characteristic beauty. However,only half a century later the kiln was abandoned for reasons that nobody knows. About 100 years later,Kutani porcelain was revived under the patronage of the Kaga clan. The kasugayama and Wakasugi kilns were established,and kilns such as the Yoshidaya kiln rode on the momentum of "revived Kutani",all producing overglaze porcelain ware.Various styles competed and combined to develop into the overglaze techniques that have been handed down to this day. Kutani porcelain,which combines the artistry of Ko-kutani ware and the utilitarian beauty that developed from "revived Kutani",continues to evolve.
HISTORY九谷焼の歴史
- 1655年(明暦 元年)
- 大聖寺藩初代藩主前田利治公の命により九谷村で開窯
- 1656年(明歴 2年)
- 古九谷窯で色絵磁器が焼かれる
- 1807年(文化 4年)
- 青木木米の指導のもと、金沢卯辰山に「春日山窯」を開窯
- 1811年(文化 8年)
- 本多貞吉、花坂村(現小松市)に陶石を発見し「若杉窯」を始める
- 1819年(文政 2年)
- 藪六右衛門「小野窯」を始める
- 1824年(文政 7年)
- 吉田屋伝右衛門、旧九谷村に「吉田屋窯」を築窯し、
1年余りで窯を山代の越中谷に移す - 1831年(天保 2年)
- 吉田屋窯支配人宮本屋宇右衛門が吉田屋窯を引き継ぎ、
飯田屋八郎右衛門を招き「宮本窯」を開く - 1841年(天保 12年)
- 九谷庄三、旧寺井村(現能美市)に「寺井窯」を開窯
- 1848年(嘉永 元年)
- 大聖寺藩、藩営で「松山窯」を開く
- 1860年(万延 元年)
- 大聖寺藩、宮本窯を買い入れ「九谷本窯」とする
- 1865年(慶應 元年)
- 大聖寺藩、九谷本窯に京都より永楽和全を招く
- 1873年(明治 6年)
- ウィーン万博に出品
- 1876年(明治 9年)
- フィラデルフィア万博に出品
- 1878年(明治 11年)
- パリ万博に出品
- 1908年(明治 41年)
- 九谷茶碗まつり始まる
- 1975年(昭和 50年)
- 九谷焼が通商産業省(現経済産業省)より伝統的工芸品に認定される
- 1997年(平成 9年)
- 「国際色絵磁器フェア’97九谷」を開催
- 2004年(平成 16年)
- 九谷焼無鉛上絵具の完成
- 2004年(平成 16年)
- 第1回景徳鎮国際陶磁博覧会に出品
- 2005年(平成 17年)
- パリメゾン&オブジェに出品
- 2009年(平成 21年)
- 地域団体商標「九谷焼」取得
- 2016年(平成 28年)
- 360年色絵の真髄・九谷焼展開催
- 2018年(平成 30年)
- 第2回日本工芸展in中国「九谷焼2018」開催
ORGANIZATION組織概要
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名称
石川県九谷陶磁器商工業協同組合連合会
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設立
昭和36年(1961年)6月19日
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所在地
能美市泉台町南13番地 石川県九谷会館
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TEL
0761-57-0125
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FAX
0761-57-0320
- 役員名簿
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協力機関
九谷焼技術保存会
石川県陶芸協会
公益財団法人 九谷焼振興協会
九谷焼伝統工芸士会 -
役員構成
理事長 1名 / 副理事長 8名 / 会計理事 1名
理事 21名 / 監事 6名
顧問 2名 / 相談役 3名
CONPOSITION組織構成
石川県陶磁器商工業協同組合
九谷焼の産地、石川県能美市「九谷陶芸村」にあり、卸と商社の組合員からなる団体です。
https://www.kutani-shoukumi.or.jp
石川県九谷窯元工業協同組合
九谷焼の主原料である陶石の管理・販売、素材の製造・販売。オリジナル商品の販売を行っています。
https://cerabo-kutani.com
九谷上絵協同組合
鉛毒検査に対応する和絵具の改良及び九谷焼オルゴール等の新商品開発に取り組んでいます。
https://www.kutani-uwae.jp
金沢九谷振興協同組合
1969年設立、生地から図案・絵付け・販売まで合同で行い「個性発見の為の共同の勉強の場」として進化していきます。
https://kanazawa-kutani.com
小松九谷工業協同組合
九谷を愛し世界に広めるために、百年後を見据え、いま何ができるかを真剣に考え活動する作り手の集団です。
https://komatsu-kutani.jp
加賀九谷陶磁器協同組合
古九谷由来の手造りを受け継ぐ「加賀九谷」は今、色絵の進化と多様性を図りながら、未来に継承しています。
http://www.kagacable.ne.jp/~kagakutani/kumiai
九谷焼技術保存会
石川県陶芸協会
九谷焼伝統工芸士会
九谷焼振興協会
九谷焼の振興・普及・保護事業に対して助成する事業の公募
- 【展示会出展について】
- 事業内容 / 九谷焼の需要を掘り起こすイベントに参加するグループに対して、一部を助成する。
選考方法 / 理事会に諮り、選考基準および年間予算額に基づき助成先及び助成金額を決定する。 - 【新商品開発について】
- 事業内容 / 消費者が手をのばしてくれる新しいモノづくりを行うグループに対して、一部を助成する。
選考方法 / 理事会に諮り、選考基準および年間予算額に基づき助成先及び助成金額を決定する。
公益財団法人九谷焼振興協会事務局に提出して下さい。